第28回(2026) 水彩人展 展示者・推挙者一覧

審査所感

一般的な審査では審査員の挙手、つまり「多数決」で入選者を選定する事が多いのですが、先ずこの方法を取り止めました。
多数決では、常識的で欠点の少ない作品が多く選ばれてしまう傾向にあります。個性的な作品を選ぶ方法とは言えないでしょう。
審査員は、運ばれてくる応募作品に対して挙手をするのではなく、自ら作品に近づき、直接1点ずつ検証しながら審査員間で意見を述べ合い、選定していきました。 
審査基準としては、審査員個々の価値観や好みよりも「水彩人の理念」(声明文)に即した方向性を重要視するように心掛けました。
表面的な描写技術よりも制作者の意図が感じられ「表現」として現されている作品を評価するようにしました。「その人間が描いている」というリアルさを大切にしたいと思います。
今回の一般応募者の数は多少減りましたが、絵画的な水準は高く、自分の世界を探している方や絵を描くことの喜びが感じられる作品が多くありました。その結果、7名が会員推挙となりました。会場でご覧いただけた方ならご理解できると思います。

審査とは離れますが、水彩人は「透明水彩」の研究会だと一部の方が吹聴しているようですが、それは間違いです。
そのように決めた事はありませんので訂正しておきます。不透明水彩(ガッシュ)を使用する事は問題ありません。
極端な完璧さよりも開かれた価値観が重要でしょう。(但しアクリル系の絵の具は、水彩人では使用禁止になっています。)
水彩絵の具の歴史は油彩やテンペラに比べ、まだ僅かですので 可能性は未知です。
『水彩人は他に追従することなく、水彩の世界をもっと深め、もっと自由に描けるように研鑽していきます。』 

審査主任 松波 照慶

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第28回(2026) 水彩人展 同人推挙、会員推挙作品


第28回(2026) 水彩人展 全作品


第28回(2026) 水彩人展 会場の様子 動画


会場の様子